【耐震リフォーム】床や天井を壊さない？コストを抑えた耐震補強工事とは

こんにちは、オリナスの平田です。

近年、大きな地震への備えとして「住宅の耐震工事」を検討される方が増えています。しかし、いざ工事の見積もりをしたり、内容を聞いたりして、二の足を踏んでしまう方が少なくありません。

その最大の理由は「工事の規模とコスト」です。

耐震工事はなぜコストがかかる？

これまでの一般的な耐震補強工事では、壁の中に補強材を入れるために、周辺の「床」や「天井」を一度解体する必要がありました。

こちらの図をご覧ください。この場合、壁を補強するためには、天井や床の仕上げ材を解体･復旧する工事が必要となり、その分コストがかさんでしまいます。

「耐震はしたいけれど、予算オーバーで諦めるしかない…」そんなお悩みを解決するために、最近の現場では床と天井を撤去せずに強度を確保できる工法を採用するケースが増えています。

こちらは床や天井を壊さず、今の内装の枠内に収める形で補強を行っています。

この工法は専門的な構造計算を行う必要がありますが、余分な解体・復旧費がかからないためコストを低く抑えることができます。

「大掛かりなリフォームはできないけれど、地震への安心は手に入れたい」という方におすすめの工法となっていますので、ぜひ一度前向きにご検討ください。