空き巣は窓から侵入する?防犯性を高める4つの対策方法
空き巣被害で最も多い侵入経路は「窓」だと言われています。「うちは鍵をかけているから大丈夫」と思っていても、窓ガラスを割られて簡単に侵入されるケースは少なくありません。防犯対策では、侵入を「完全に防ぐ」ことは難しくても、「侵入に時間がかかる状態にする」ことで被害を抑止できる可能性が高まります。
今回は、窓の防犯性を高める4つの対策をご紹介します。ご自宅の防犯を見直す際の参考にしてください。
侵入されやすい窓の特徴とは?
まずは、空き巣が狙いやすい窓の特徴を確認しましょう。以下のような窓は侵入リスクが高いため注意が必要です。
- 雨戸やシャッターが付いていない窓
→ ガラスを割られやすく、侵入までの時間が短い
- 掃き出し窓
→ 背丈が高く、人が出入りしやすい
- 施錠を忘れがちな窓
→ 小窓や勝手口など、無施錠だと手軽に侵入される
これらの窓は、クレセント錠(窓のカギ)を簡単に外されやすいため、防犯対策が特に重要です。
クレセント
窓の防犯性を高める4つの対策方法
1. 雨戸やシャッターを取り付ける
窓の防犯性を高める基本的な対策が雨戸やシャッターの設置です。
- 侵入防止効果
→ 窓ガラス自体に触れられなくなるため、ガラス破りを防ぎます。 - 台風・災害対策にも有効
→ 防犯対策だけでなく、台風や飛来物から窓を守る効果もあります。
最近はリフォームで後付けのシャッターや電動タイプを設置するケースも増えています。
2.面格子を取り付ける
面格子は物理的な侵入防止効果が高いため、侵入を防ぎたい窓には有効です。
- 窓を割られても侵入が困難
→ 格子があることで、人が入れない構造になります。 - 防犯性能の高い面格子を選ぶのがポイント
→「防犯建物部品(CPマーク)」認定商品を選ぶと、5分以上の抵抗時間が保証されています。
※空き巣は侵入に5分以上かかると諦めるケースが多いとされています。
3.割れにくいガラスに交換する
窓ガラス自体の強度を上げることで、防犯性を高める方法です。
- 防犯ガラスへの交換
→ 中間膜が入った防犯ガラスは、割れにくく貫通しにくい構造で、侵入に時間がかかります。 - ペアガラス(複層ガラス)への交換
→ 2枚のガラスで構成されており、通常のガラスよりも割るのに手間がかかるため、防犯性がアップします。
※防犯ガラスは、防音や断熱効果も高まるため、快適性向上にもつながります。
4.内窓(二重窓)を設置する
窓を二重にすることで侵入の手間を増やし、防犯効果を高める方法です。
- 侵入に時間がかかる
→ 内窓があることで、侵入には2回ガラスを割る必要があり、空き巣が諦めやすくなります。 - 防音・断熱効果も向上
→ 防犯性だけでなく、断熱・防音性能もアップするため、快適な住環境づくりにも効果的です。
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